セイントスター（2010年生、母セッテルンルン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本信行から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、内海正章によって336万円で落札された。

八木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2012年）

11月9日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は497kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシュネーバルツァーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月20日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

3歳（2013年）

1月29日、中5週で迎えた3戦目は、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアサクサライジンに4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

2月25日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のドリームゴーゴーに1馬身半の差をつけて制した。

4月17日、中6週で迎えた5戦目は、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

5月20日、中4週で迎えた6戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカーネーション特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、トラバージョにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月11日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、紅葉特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったトーセンギネスオーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月16日、中4週で迎えた8戦目は、日高特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したフォリッドにクビ差届かず2着に甘んじた。

4歳（2014年）

1月2日、中1週で迎えた9戦目は、ニューイヤー特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた10戦目は、寒牡丹特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したトーセンオウジにハナ差届かず2着に甘んじた。

3月5日、中4週で迎えた11戦目は、観梅特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（7戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクラカルメンをクビ差振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

4月16日、中5週で迎えた12戦目は、新緑特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（8戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

7月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、潮騒特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（9戦4勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。