サウスディアマンテ（2014年生、母サンキンレター）

サウスディアマンテ（2014年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「南＋ダイヤモンド（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のナカヤマフェスタ（当時8歳）と交配したサンキンレターが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2018年の全日本新人王争覇戦第2戦(一般C3-8)。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

2月12日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた2戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り小雨/良）に出走。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

5月23日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では弾けるように急駛したが、トップオブドリームに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた8戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた9戦目は、ひだかうまキッズ探検隊賞（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたエクレアダムール決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 雨/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

10月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（10戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、パープルハートに交わされて2馬身差の2着となった。

12月2日、中3週で迎えた16戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、葉ニンニクのすき焼き特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた17戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したエクセレンワールドを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

4歳（2018年）

1月1日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3 15（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヘミングウェイを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

1月23日、中2週で迎えた19戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦第2戦（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヤマニンアドルフォを3/4馬身振り切って2勝目を手に入れた。

2月20日、中3週で迎えた20戦目は、パンジー特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシュタルクに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月25日、中2週で迎えた22戦目は、フナバシボンバー特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾浩一朗騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカレンヴィットリアに1馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

4月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-7（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で妹尾浩一朗騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた24戦目は、月一会400回特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で妹尾浩一朗騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1イ C2イ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で妹尾浩一朗騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

5月13日、中0週で迎えた26戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で妹尾浩一朗騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で妹尾浩一朗騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた28戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（10戦2勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾浩一朗騎手（11戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた32戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で妹尾浩一朗騎手（12戦2勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で妹尾浩一朗騎手（13戦2勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。