タワワ（2009年生、母キューバンダンス）

タワワ（2009年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「しなりたわむ様子」。毛色は鹿毛。種牡馬のソングオブウインド（当時6歳）と交配したキューバンダンスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C4-5。

経歴

デビュー前

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

9月25日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

3歳（2012年）

3月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた2戦目は、N.ピンナ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい16着に敗れた。

4月28日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み7着に沈んだ。

6月9日、中5週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

7月21日、中5週で迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月1日、中5週で迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

9月27日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、とんがりロード賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた9戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るナットビックボスを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4歳（2013年）

5月3日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、リボンナポリン特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた12戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた13戦目は、三石海浜公園賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したサトノジュビリーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

6月20日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したカネマサハヤブサを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

7月11日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。