ガクエンオードリー（2000年生、母ツジノヒマワリ）

ガクエンオードリー（2000年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋オードリー・ヘップバーンより　学園大通りをもじって」。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時8歳）と交配したツジノヒマワリが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方11戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のプロキオン特別(一般C2-1)。

経歴

デビュー前

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

7月6日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では見所を作れず18着に終わった。

12月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、スパーク賞（宇都宮ダート800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキキッドロックに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた4戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサミットハンターに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月22日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のビックエイカンに5馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

2月7日、中1週で迎えた6戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、スパーク賞（宇都宮ダート800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゲイリーキャノンに5馬身の差をつけて制した。

3月6日、中1週で迎えた8戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンシギサンからハナ差の2着に甘んじた。

6月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

8月22日、中5週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた11戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、リードを2馬身以上キープして、で一団を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンノリュウセイに8馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホッカイローランに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月5日、中1週で迎えた14戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユキノライトニングに3馬身の差をつけて優勝

10月24日、中2週で迎えた15戦目は、北陸ペプシコーラ販売特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蔵重浩一郎騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。