ヘヴントウショウ（1998年生、母ダンシントウショウ）

ヘヴントウショウ（1998年4月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のダイタクヘリオス（当時11歳）と交配したダンシントウショウが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方20戦7勝2着1回。2002年のノースクイーンカップ(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

3月3日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

6月6日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のランチャロッサに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月26日、中2週で迎えた5戦目は、一般D1-3（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルタイガーに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

7月10日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2-2（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドメダリストに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月16日、中4週で迎えた7戦目は、一般C2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエーエスライデンに9馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月11日、中3週で迎えた8戦目は、静内場外開設記念アイバ特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカカイドウに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月27日、中1週で迎えた9戦目は、胆振特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月22日、中7週で迎えた10戦目は、えりも特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（6戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートソウルに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2002年）

4月18日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、富浜特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂下秀樹騎手（7戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた12戦目は、豊平川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂下秀樹騎手（8戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた13戦目は、日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂下秀樹騎手（9戦6勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた14戦目は、平岸特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂下秀樹騎手（10戦6勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月23日、中5週で迎えた15戦目は、五冠神讃特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で坂下秀樹騎手（11戦6勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエルマタドールに2馬身の差をつけて7勝目をマークした。

8月8日、中1週で迎えた16戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、ノーザンクロス特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた17戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた18戦目は、浦河YEG特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（12戦7勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月1日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（13戦7勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

10月15日、中1週で迎えた20戦目は、和寒パンプキン特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（14戦7勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた21戦目は、芽室メークイン特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（15戦7勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた22戦目は、みついし蓬莱山特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（16戦7勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスローンフォルから3馬身差の2着となった。