ニードレストゥセイ（2002年生、母ダブルアクセル）

ニードレストゥセイ（2002年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時22歳）と交配したダブルアクセルが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）出口牧場。戦績は、地方31戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年のしし座特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

久野進一厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2004年）

11月24日、デビュー戦は有馬澄男騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパレスコンコルドを捕まえ切れず、3馬身半差の2着となった。

12月15日、中2週で迎えた2戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3歳（2005年）

1月2日、中2週で迎えた3戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F32（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた4戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳F31（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダンサートップを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月9日、中3週で迎えた5戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

2月18日、連闘で迎えた6戦目は、3歳F13（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジュピターを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて制した。

3月23日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の広峰山特別（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦2勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタイガーヒルを半馬身振り切って3勝目を手にした。

4月13日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、3歳地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦3勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

10月3日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた10戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた11戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったグローリーファインにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

12月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のブライティアメガに2馬身の差をつけて4勝目をマークした。

12月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のポインセチア特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4歳（2006年）

1月17日、中2週で迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1六 C2三（大井ダート1400m 曇/重）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた16戦目は、三軒茶屋特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた17戦目は、しし座特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のロワヴァンを3/4馬身振り切って制した。

4月13日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた19戦目は、いるか座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（8戦2勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着を確保した。

6月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（9戦2勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で御神本訓史騎手（10戦2勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

8月15日、中6週で迎えた23戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で御神本訓史騎手（11戦2勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

8月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で御神本訓史騎手（12戦2勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で御神本訓史騎手（13戦2勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2007年）

2月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた26戦目は、上野特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（14戦2勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた28戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、しし座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた29戦目は、こじし座特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスペシャルバーニーを半馬身捉え切れず2着となった。

5月9日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。