バルデラマ（2012年生、母クルンプホルツ）

バルデラマ（2012年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時11歳）と交配したクルンプホルツが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方42戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2016年のヤクルトカップ(一般C15)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。

栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

6月7日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月5日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

9月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

10月30日、中4週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた4戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた5戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったジュンコアーをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

12月15日、中2週で迎えた7戦目は、小林夫婦結婚14周年記念（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

4歳（2016年）

1月7日、中0週で迎えた9戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた10戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C29（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C28（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のリュウワンラララに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月24日、中1週で迎えた12戦目は、草萌特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、スノセイに半馬身交わされて2着となった。

4月1日、中0週で迎えた15戦目は、一般C17（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（8戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトウケイチーターに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月14日、中1週で迎えた16戦目は、月桂樹特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた17戦目は、ありがとうオグリキャップ杯（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、スノセイに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中1週で迎えた18戦目は、寛&美子結婚18周年記念（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（11戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた19戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた20戦目は、霧ヶ峰賞（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた21戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた22戦目は、はまゆう賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（15戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた23戦目は、ヤクルトカップ（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で池田敏樹騎手（16戦2勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカミノアシに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月2日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、なでしこ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた25戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（17戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた26戦目は、笠松競馬秋まつりまであと9日（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（18戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた29戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた30戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた31戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、金シャチけいば今年もあと1日（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったカネトシハートフルに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

12月29日、連闘で迎えた33戦目は、笠松応援記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

5歳（2017年）

1月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた35戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた36戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、ゆっこ☆お誕生日おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた37戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた38戦目は、鈴木麻優騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

3月27日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木麻優騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木麻優騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月10日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木麻優騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木麻優騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木麻優騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で鈴木麻優騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた45戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、未知の駒会メンバーズカップ（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。