フレアリングレーヌ（2010年生、母フレアリングパサー）

フレアリングレーヌ（2010年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時11歳）と交配したフレアリングパサーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は山口明彦。戦績は、地方45戦4勝2着4回。2013年の福山プリンセスカップ(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

5月3日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/良）に出走。馬体重は394kg。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた2戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

8月7日、中9週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のドルチェヴェントをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月29日、中3週で迎えた9戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、2歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のリョウマチーターをクビ差制して勝利を手中に収めた。

11月11日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のエリートストーリー第四戦（福山ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定2歳戦のなでしこベストセレクション（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクセースパートから1馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた12戦目は、2歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウォーターオパールに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3歳（2013年）

1月3日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月12日、連闘で迎えた14戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月20日、連闘で迎えた15戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったユノラングラーから1馬身差の2着となった。

2月3日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の如月賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイングリーダーから2馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の福山プリンセスカップ（福山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイライトから1馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で迎えた18戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の福山弥生賞（福山ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた19戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（福山ダート1800m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた20戦目は、3歳（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドリームリフターに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月9日、中1週で迎えた21戦目は、3歳オープンのカジノドライヴ賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた22戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

7月16日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、うらかわ馬フェスタ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた24戦目は、桔梗特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた25戦目は、HOKKAIDO競馬缶発売5周年特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた26戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、タイムパラドックス賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた27戦目は、サルビア特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた28戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、日高山脈賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた29戦目は、北海道米「ゆめぴりか」特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた30戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、びらとり和牛特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた31戦目は、JAひだか東うらかわ和牛賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

4歳（2014年）

4月24日、約5か月半の休み明けで迎えた32戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた33戦目は、映画「じんじん」の故郷剣淵賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた34戦目は、やまぼうし特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた35戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C33 C41（門別ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた36戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた37戦目は、ハッカ生産日本一滝上特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた38戦目は、メイショウサムソン賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水野翔騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた39戦目は、なでしこ特別（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で水野翔騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた40戦目は、いつもあったかホクレン灯油特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野翔騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月16日、中1週で迎えた41戦目は、別海町産業祭特別（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で水野翔騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた42戦目は、様似アポイ岳特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で水野翔騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた43戦目は、JAとみかわ「ルシナ美人」特別（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で水野翔騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた44戦目は、浜菊特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で水野翔騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた45戦目は、美唄産「雪蔵工房」新米賞（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で水野翔騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。