ディープフォンテン（2011年生、母ケイアイリュージン）
Deep Fountain
2011.03.30
ディープフォンテン（2011年3月30日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「父名の一部＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のディープスカイ（当時6歳）と交配したケイアイリュージンが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中 裕之。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害10戦0勝、地方13戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2017年の一般C5。
経歴
デビュー前
1歳のとき、田中裕之から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,260万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、吉橋計によって1,417.5万円で落札された。
戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2013年）
8月10日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は468kg。17頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。
9月14日、中4週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。
11月9日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、山崎亮誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。
12月1日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。
3歳（2014年）
3月1日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。
4月6日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。
4月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず最後はビビッドレッドと並んで10着同着となった。
5月10日、中1週で迎えた8戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。
7月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は木幡初也騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。
9月7日、中5週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。
10月19日、中5週で迎えた11戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月9日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月29日、中2週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。10着に敗れた。
4歳（2015年）
11月22日、約12か月の休み明けで迎えた14戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
5歳（2016年）
1月16日、中7週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月17日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月8日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月3日、中7週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月23日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜野谷憲尚騎手（7戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。4着を確保した。
8月21日、中3週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浜野谷憲尚騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。
6歳（2017年）
9月11日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた21戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハイクラスバイオを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。
10月13日、中4週で迎えた22戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、中菊特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。
11月10日、中3週で迎えた23戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のヤマニンゲイナーに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。
12月8日、中3週で迎えた24戦目は、新穂高特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
12月31日、中2週で迎えた25戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、ワイエス・コーポレーション杯2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。
7歳（2018年）
1月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般B11 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラモントルドールに交わされて4馬身差の2着に敗北した。
1月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。
2月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
3月9日、中3週で迎えた29戦目は、OKB大垣共立銀行創立記念杯（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ダーナに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
3月21日、中1週で迎えた30戦目は、熱い感動を中京で!高松宮記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったカサマツブライトに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
4月6日、中1週で迎えた31戦目は、マックル賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。
4月27日、中2週で迎えた32戦目は、花梨賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた33戦目は、祝!還暦☆越前忠彦記念☆（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったミスターライジンに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。