フレノバクシン（1999年生、母ターフジェイド）

フレノバクシン（1999年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時10歳）と交配したターフジェイドが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡本牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回、中央障害13戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

7月14日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホーマンウイナーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月21日、連闘で迎えた2戦目は、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の気力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のワンダージョリーをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

8月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

3歳（2002年）

2月2日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた6戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた7戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

6月29日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の戎橋特別（阪神芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい18着に終わった。

12月14日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2003年）

1月19日、中4週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

1月26日、連闘で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で牧田和弥騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 小雨）に出走。鞍上は5戦連続で牧田和弥騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

3月8日、中2週で迎えた13戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモスクランブルから半馬身差の2着となった。

4月5日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた15戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月18日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高野容輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

11月22日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高野容輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2004年）

6月27日、約7か月の休み明けで迎えた21戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。