フーラリ（2018年生、母ライジングクロス）

フーラリ（2018年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「きらめく、強く光る(ハワイ語)」。毛色は青毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時14歳）と交配したライジングクロスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地2戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の一般C2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、落合幸弘によって4,428万円で落札された。

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月26日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月23日、中3週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

11月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、ミヤビハイディに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3歳（2021年）

2月13日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

10月15日、約8か月の休養明けで迎えた6戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、せっちゃん・みどりさん結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、スターキャデラックに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中0週で迎えた7戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルナブランカに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月13日、中0週で迎えた10戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月23日、中0週で迎えた11戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

4歳（2022年）

1月19日、中3週で迎えた12戦目は、おぼろ雲特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた13戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月13日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、すぱっと!POG!開幕記念特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた15戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、ディスクリートキャット賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着を確保した。

5月12日、中1週で迎えた16戦目は、シャクナゲ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた17戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、オオデマリ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

6月8日、中1週で迎えた18戦目は、秩父別キュービックフェス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ラストトレビアンに交わされて2馬身半差の2着となった。

7月12日、中4週で迎えた19戦目は、新ひだか夏まつり特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた20戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、エスポワールシチー賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた21戦目は、優駿の里安平町アサヒメロン特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

9月22日、中5週で迎えた22戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、秋晴特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

10月18日、中3週で迎えた23戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、秋陽特別（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

11月24日、中4週で迎えた24戦目は、埼玉県馬事畜産振興協議会長賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は見越彬央騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月14日、中2週で迎えた25戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、幸せな宝石イルミの輝き☆よみうりランド（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた26戦目は、山羊座特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見越彬央騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5歳（2023年）

1月11日、中1週で迎えた27戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、いちごの町吉見町青年会議所賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

2月13日、中4週で迎えた28戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、春告草特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた29戦目は、アクアマリン特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で室陽一朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

4月3日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小林捺花騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

4月26日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた31戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、のびのびシティさいたま市賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月2日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた32戦目は、牡丹賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で七夕裕次騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた33戦目は、行田豆吉賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で七夕裕次騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

7月3日、中4週で迎えた34戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、C2四組（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミスターブリーズを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

7月17日、中1週で迎えた35戦目は、区界高原賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月25日、中9週で迎えた36戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた38戦目は、おいしい!いわての原木しいたけ賞（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた39戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。