サンエイヴィーナス（2015年生、母サファーガ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、酒井秀紀から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木雅俊によって669.6万円で落札された。

2歳（2017年）

5月20日、デビュー戦は高橋悠里騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。4頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンエイエンジェルを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2018年）

2月28日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のファルコン賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

8月19日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた4戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のホーマンビジューに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月23日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（3戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず3着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた6戦目は、盛岡愛馬の会賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（4戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた7戦目は、フロックス賞（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったノッテステラータに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた8戦目は、コウテイダリア賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったアールビットに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中3週で迎えた9戦目は、ストレリチア賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1六（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（2019年）

3月23日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋悠里騎手（9戦2勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で高橋悠里騎手（10戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた13戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、シダレザクラ賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた14戦目は、ジョージア賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた15戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、南関東ジョッキーズフレンドリーマッチ第2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた17戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、幽玄洞賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた18戦目は、橋野鉄鉱山賞（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた19戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ジャパンジョッキーズカップ第2戦（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた20戦目は、南昌山賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（12戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月12日、中1週で迎えた21戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR盛岡第2戦（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスペイシーに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

8月24日、中1週で迎えた22戦目は、田瀬湖賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（13戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた23戦目は、一般B1三（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（14戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた24戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（15戦2勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したメルトポイントにクビ差届かず2着となった。

9月30日、中1週で迎えた25戦目は、シリウス賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（16戦2勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた26戦目は、うまレター賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1二（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（17戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた28戦目は、令和元年台風19号災害被災者支援（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（18戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた29戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（19戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（20戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5歳（2020年）

1月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1三（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（21戦2勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。