チェスナットレディ（1999年生、母ビンゴストーク）

チェスナットレディ（1999年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時6歳）と交配したビンゴストークが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡本牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方8戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の一般C13。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

11月3日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 雨/良）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた4戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

3歳（2002年）

1月7日、中2週で迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

1月16日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップキウイ賞（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月29日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

7月20日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

10月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

12月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のバイオレットボスに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2003年）

1月23日、中3週で迎えた12戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったエイリュウサンタにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったナムラパイオニアにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3月10日、中2週で迎えた15戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、リバービックワンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月7日、中3週で迎えた16戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したサマーガイアにアタマ差届かず2着となった。

5月14日、中4週で迎えた17戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。