ラショナリズム（1994年生、母ナオミハート）

ラショナリズム（1994年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時9歳）と交配したナオミハートが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は木稲牧場。戦績は、地方40戦5勝2着7回。主な勝ち鞍は1999年の玄海賞(アラ系4歳以上B1 B2)。

経歴

デビュー前

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1996年）

6月18日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストンサーパスから1馬身半差の2着に敗北した。

6月27日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のコノミバットに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月9日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミライブリーに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

9月5日、中7週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノキュートから7馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤシロヒエイからハナ差の2着に甘んじた。

10月17日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドテンから3馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のジュニアチャンピオン（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

11月21日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦の銀杏特別（帯広ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で川島洋人騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドテンから4馬身差の2着に敗北した。

3歳（1997年）

4月23日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦の陽春特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で川島洋人騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の北海盃（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川島洋人騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月16日、中9週で迎えた11戦目は、アラ系一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で川島洋人騎手（10戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた12戦目は、白鳥座特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で川島洋人騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1998年）

1月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた14戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シゲルニオーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月16日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユーホーワールドをアタマ差振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

3月2日、中1週で迎えた16戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシグナルビクトリーをクビ差振り切って4勝目を奪取した。

3月14日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた18戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた19戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は山下貴光騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた20戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた21戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

6月29日、中3週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下貴光騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5歳（1999年）

2月1日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から36kg減らして迎えた23戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた25戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3月13日、中1週で迎えた26戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた27戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワンダーチケットを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を手に入れた。

5月3日、中2週で迎えた28戦目は、アラブ王冠賞（佐賀ダート2400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で亀井洋司騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた29戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた30戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は亀井洋司騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた31戦目は、成松修一騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた32戦目は、不知火賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は亀井洋司騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シナノイーグルに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月25日、中1週で迎えた33戦目は、不知火賞（佐賀ダート1700m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた34戦目は、不知火賞（佐賀ダート1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた35戦目は、不知火賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた36戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（11戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で亀井洋司騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた38戦目は、アラ系4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で亀井洋司騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた39戦目は、アラ系4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で亀井洋司騎手（14戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で亀井洋司騎手（15戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。