マツノスキーオー（1997年生、母スリーキャッスル）
Matsunosky O
1997.04.09
マツノスキーオー（1997年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタマモクロス（当時13歳）と交配したスリーキャッスルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高松牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方46戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上C1。
経歴
デビュー前
1歳のとき、高松牧場から「北海道7月特別市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、高松牧場から「大崎市場サラブレッド3歳」に上場され、広松金次によって1,155万円で落札された。
福永甲厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1999年）
12月4日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。
12月26日、中2週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。
3歳（2000年）
8月20日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。
9月2日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。
9月16日、中1週で迎えた5戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
10月1日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。
10月15日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
10月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったピアースアローに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
11月18日、中2週で迎えた9戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。
12月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は武英智騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が振るわず15着に終わった。
4歳（2001年）
4月8日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた11戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルハリアーに約14馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。
4月30日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカノヤチグサに8馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
6月4日、中4週で迎えた13戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のスペシャルチケットを3/4馬身振り切って3勝目をマークした。
10月28日、約5か月の休養明けで迎えた14戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
11月17日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
5歳（2002年）
5月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、黒岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンザワンダーに1馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。
6月11日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた17戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月3日、中2週で迎えた18戦目は、阿蘇杵島岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサメロディから1馬身差の2着となった。
7月17日、中1週で迎えた19戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で新町充寿騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月31日、中1週で迎えた20戦目は、妙見岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で新町充寿騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。
6歳（2003年）
1月20日、約6か月の休み明けで迎えた21戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月23日、中4週で迎えた22戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は新町充寿騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月18日、中2週で迎えた23戦目は、龍ヶ岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモシャープから4馬身差の2着となった。
5月7日、中6週で迎えた24戦目は、りんどう賞（荒尾ダート2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。
5月28日、中2週で迎えた25戦目は、黒岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新町充寿騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月10日、中1週で迎えた26戦目は、妙見岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で新町充寿騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月1日、中2週で迎えた27戦目は、市房山カップ（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で新町充寿騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月16日、中1週で迎えた28戦目は、阿蘇稲星山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で新町充寿騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月3日、中2週で迎えた29戦目は、阿蘇米塚カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で新町充寿騎手（12戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月27日、約5か月の休養明けで迎えた30戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で新町充寿騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のハウルサンダーに1馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。
7歳（2004年）
1月21日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で新町充寿騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月17日、中3週で迎えた32戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で新町充寿騎手（15戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3月17日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で新町充寿騎手（16戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョーショートンからクビ差の2着となった。
4月7日、中2週で迎えた34戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で新町充寿騎手（17戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月20日、中1週で迎えた35戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で新町充寿騎手（18戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月29日、連闘で迎えた36戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月11日、中1週で迎えた37戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月25日、中1週で迎えた38戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた39戦目は、林卓磨騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月16日、連闘で迎えた40戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林卓磨騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月29日、中1週で迎えた41戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林卓磨騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。
7月6日、連闘で迎えた42戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月21日、中1週で迎えた43戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月3日、中1週で迎えた44戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は林卓磨騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月14日、中5週で迎えた45戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月21日、連闘で迎えた46戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月5日、中1週で迎えた47戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月12日、連闘で迎えた48戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた49戦目は、一般C21（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は林卓磨騎手（4戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた50戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（19戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月16日、連闘で迎えた51戦目は、一般C22（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（20戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月28日、中1週で迎えた52戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（21戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月8日、中0週で迎えた53戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で新町充寿騎手（22戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月15日、連闘で迎えた54戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で新町充寿騎手（23戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月31日、中1週で迎えた55戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で新町充寿騎手（24戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
8歳（2005年）
1月11日、中1週で迎えた56戦目は、一般C25（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で新町充寿騎手（25戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。