ニットウハニー（2013年生、母ニットウコメット）

ニットウハニー（2013年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋愛しい」。毛色は栗毛。種牡馬のカネヒキリ（当時11歳）と交配したニットウコメットが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日東牧場。主な勝ち鞍は2017年の宮の沢白い恋人サッカー場賞(一般C4-4)。

経歴

デビュー前

大和田成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

6月5日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

9月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったサダムノンノに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた4戦目は、日高山脈神威岳賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた5戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

11月9日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ガルレディーに交わされて2馬身差の2着となった。

12月7日、中3週で迎えた7戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビナキャロルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

1月3日、中1週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

1月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

7月11日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったゲストテーブルに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

9月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は石川倭騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた16戦目は、宮の沢白い恋人サッカー場賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカホティに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月24日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5歳（2018年）

5月2日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた19戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエレノアカフェに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月23日、中2週で迎えた20戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

8月23日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

10月11日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた23戦目は、日高町里平大滝賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

6歳（2019年）

5月22日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた25戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったタイガーアイに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月26日、中4週で迎えた26戦目は、ビヤパーティーAiba浦河賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた28戦目は、日高町フタップの滝賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（11戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったベリーニピンクに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（12戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

10月17日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（13戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月31日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた31戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（14戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7歳（2020年）

5月5日、約6か月の休養明けで迎えた32戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（15戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（16戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

6月23日、中4週で迎えた34戦目は、一般C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手（17戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で阿部龍騎手（18戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた36戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた37戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた38戦目は、日高町産業学習賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。