ムクサンハッスル（2002年生、母パーフェクトパール）

ムクサンハッスル（2002年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ハッスル」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時10歳）と交配したパーフェクトパールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、地方20戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

中野明厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2004年）

10月5日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 雨/不良）に出走。馬体重は451kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジヤマルソーに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2006年）

1月25日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上D7一（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウノクルーズを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

3月14日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上D3二（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッピーロンシャンに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月13日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上C7四（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミラクルレッグに7馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

5月4日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシルクフォートレスを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

5月24日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5歳（2007年）

1月18日、約8か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゲイリーディライトを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

2月15日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（8戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のリトルウーマンを3/4馬身振り切って優勝

4月5日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオンリーワンアースを捕まえ切れず、3馬身半差の2着となった。

4月19日、中1週で迎えた14戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマカツアイガーに2馬身半の差をつけて7勝目をマークした。

4月30日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月5日、中4週で迎えた16戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

7月3日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（10戦3勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は保利良平騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るディアフラワーを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月17日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上B3二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（12戦4勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたシンボリスキャン決め手に屈してアタマ差の2着となった。