シンボリスキャン（1999年生、母ビユーテイゲラン）

シンボリスキャン（1999年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時11歳）と交配したビユーテイゲランが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地6戦1勝、地方60戦17勝2着16回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未出走。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

4月28日、デビュー戦はL.オールプレス騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のアサヒジョニーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

5月26日、中3週で迎えた2戦目は、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

10月27日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

4歳（2003年）

12月9日、約13か月半の休養明けで迎えた4戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた5戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズスポットから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた6戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のアボットをハナ差制して久方ぶりに勝利を挙げた。

1月23日、中1週で迎えた7戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、こいぬ座特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミブライアンに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月14日、中6週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

4月4日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた10戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、エイプリルスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

5月31日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、カシオペア賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

10月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた12戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、中央条件交流十三夜特別（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月16日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた13戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルサドル特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月4日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた14戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2500m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

6歳（2005年）

1月18日、中5週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた15戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエスティーゴールドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月16日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上C5-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のグラスミラージュを3/4馬身振り切って5勝目をゲットした。

4月13日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルブツサーチに3馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。

5月3日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ケイエスアーリーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月1日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、3歳以上C3（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジョーキャプテンを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C3-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた23戦目は、奥村友基騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ソロイモンに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月17日、中1週で迎えた24戦目は、兵庫県競馬施設利用協会特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のジュウクンボーイを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

11月29日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は奥村友基騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したソロイモンを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

12月14日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（9戦4勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

7歳（2006年）

1月18日、中4週で迎えた27戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（10戦4勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゼンノキャンベラを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

1月26日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（11戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモリノエリートに2馬身半の差をつけて8勝目をゲットした。

2月9日、中1週で迎えた29戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ファイティングジョッキー賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーコーアンタレスを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C4二（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（13戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシネマイネルラヴを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

3月22日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（14戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアザレアボーイを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って優勝

4月4日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（15戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のテンリビアーテをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月28日、約8か月の休み明けで迎えた34戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（16戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグランドコガネを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月13日、中1週で迎えた35戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオンリーワンアースを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中1週で迎えた36戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキーカップ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

8歳（2007年）

1月5日、連闘で迎えた37戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキーカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

1月31日、中3週で迎えた38戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（17戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゲイリーミニスターを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

2月13日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（18戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカープカチドキを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利数を11に伸ばす

3月7日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（19戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（20戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセヴンワンダーズを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（21戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモントレルドに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月30日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（22戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエルウェービジュウに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

5月8日、連闘で迎えた45戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（23戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のストレイフに5馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

5月22日、中1週で迎えた46戦目は、サンテレビ賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（24戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のソロイモンに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月19日、中3週で迎えた47戦目は、神姫バス杯（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（25戦12勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた48戦目は、上郡赤松円心特別（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（26戦12勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた49戦目は、キリンありがとうひょうご!カップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（27戦12勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた50戦目は、3歳以上B3二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（28戦12勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のムクサンハッスルをアタマ差振り切って勝利数を16に伸ばす

9月19日、中4週で迎えた51戦目は、村井裕章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったリンガディングに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた52戦目は、3歳以上B3一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（29戦13勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったオリエンタルバレーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

10月17日、中1週で迎えた53戦目は、カシの木特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（30戦13勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオリエンタルバレーをクビ差振り切って勝利をモノにする

10月31日、中1週で迎えた54戦目は、楽天競馬特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（31戦14勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた55戦目は、サンスポ御堂筋特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は村井裕章騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた56戦目は、日本のへそ特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（32戦14勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったゲイリーディライトに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

12月11日、中1週で迎えた57戦目は、白鶴まるカップ（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（33戦14勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた58戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（34戦14勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったステップロケットに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

9歳（2008年）

1月3日、連闘で迎えた59戦目は、「姫路菓子博2008」ひめかのお年玉特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（35戦14勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた60戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、フリージア特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のブルーラグーンに1馬身1/4の差をつけて勝利数を18に伸ばす

2月14日、中3週で迎えた61戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた62戦目は、やなぎ豆腐特別（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は村井裕章騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた63戦目は、4歳以上B3二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井裕章騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

10月22日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた64戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた65戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた66戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。