ダイヤフェニックス（2004年生、母メロディトウショウ）

ダイヤフェニックス（2004年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋不死鳥」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時10歳）と交配したメロディトウショウが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）金成吉田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上C2 11。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

6月2日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は544kg。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に敗れた。

7月7日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

4歳（2008年）

5月28日、約11か月の休養明けで迎えた3戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のギャングスターに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月1日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた5戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月17日、連闘で迎えた6戦目は、うらかわ馬フェスタ賞（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマダムビジューから2馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサツキアヤナに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月19日、連闘で迎えた9戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山口竜一騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口竜一騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた12戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で山口竜一騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた13戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で山口竜一騎手（9戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた14戦目は、一般D1-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口竜一騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた15戦目は、日高樹海ロード特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山口竜一騎手（11戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

5歳（2009年）

7月18日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた16戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の納沙布岬特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

8月29日、中5週で迎えた17戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエプソムラヴソングに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月5日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプリモドルチェに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月13日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴールドタイガーに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月22日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカシノパンジーに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月3日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コルムケーティーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月11日、連闘で迎えた22戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エプソムスティーヴに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。