メイユーサクシード（1989年生、母フライトメーカー）

メイユーサクシード（1989年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルコーチ（当時7歳）と交配したフライトメーカーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の松浜特別(A1)。

経歴

デビュー前

吉田三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

11月23日、デビュー戦は中竹和也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた2戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3歳（1992年）

1月12日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は中竹和也騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた6戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったキョウワケンザンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

6月21日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天授の闘争本能でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月26日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

10月29日、中8週で迎えた13戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の村杉特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦の松浜特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマヒサパレードに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた16戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の青山記念（新潟(地)ダート1800m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウットマンからアタマ差の2着となった。

4歳（1993年）

1月2日、中2週で迎えた17戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、新春スタージョッキー（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、若草賞（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた19戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、東北騎手招待（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた20戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般B1ハ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフアイトハンターから3馬身差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた22戦目は、新井郷川特別（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1イ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。