ヤマヒサパレード（1989年生、母ヤマノエクレール）

ヤマヒサパレード（1989年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のハワイアンイメージ（当時12歳）と交配したヤマノエクレールが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方42戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は1993年の一般B3 C1。

経歴

デビュー前

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

1月5日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は406kg。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

2月16日、中5週で迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月23日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

4月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は徳吉孝士騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

6月22日、中9週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた7戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた8戦目は、4歳C2（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノブリッヂに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキンザンフブキに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

8月14日、中3週で迎えた10戦目は、4歳B（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のプリティマイに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

9月14日、中3週で迎えた11戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のトモエバイオレットに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月26日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトワノファストから半馬身差の2着に敗北した。

10月3日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦の仲秋特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（6戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトワノファストからクビ差の2着に惜敗した。

10月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のかえで特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（7戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の村杉特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた16戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の松浜特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイユーサクシードから1馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の粟島賞（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の青山記念（新潟(地)ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山田信大騎手（9戦4勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1993年）

1月3日、中2週で迎えた19戦目は、千両特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（10戦4勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月15日、中1週で迎えた20戦目は、鈴木春雄騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のノーブルオウジに2馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

2月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木春雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカクテルドリームに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木春雄騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミホラブスターに半馬身の差をつけて制した。

4月4日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマキシムアトラスに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（12戦5勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（13戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた27戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（14戦5勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（15戦5勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のオギムソウに半馬身の差をつけて9勝目をつかんだ。

6月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（16戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1イ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（17戦6勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた31戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（18戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた32戦目は、一般B1ロ（三条ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（19戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田信大騎手（20戦6勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた34戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた35戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（21戦6勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（22戦6勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた37戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（23戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックターフに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

11月3日、中0週で迎えた38戦目は、菊花特別（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（24戦7勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた39戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（25戦7勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた40戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（26戦7勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた41戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（27戦7勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1994年）

1月2日、中2週で迎えた42戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月3日、約3か月の休み明けで迎えた43戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた44戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた45戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（28戦7勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月2日、中4週で迎えた46戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた47戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた48戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は松田由之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハローマドンナからクビ差の2着となった。