オギムソウ(1989年生、母ニシノヤクイン)

Ogi Muso

1989.03.18

オギムソウ(1989年3月18日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサイドチヤペル(当時7歳)と交配したニシノヤクインが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は馬道 繁樹。戦績は、中央平地11戦0勝、地方42戦9勝2着7回。主な勝ち鞍は1994年の恵那峡特別(B2)。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎(美浦)へ入厩。

3歳(1992年)

5月2日、デビュー戦は藤原英幸騎手を鞍上に据えて、4歳未出走新潟芝1400m 外回り 晴/稍重)に出走。馬体重は474kg。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走新潟ダート1700m 曇/重)に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手(1戦0勝)。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

5月23日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、蛯名利弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利東京芝1800m 晴/良)に出走。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月13日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利東京芝2000m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手(1戦0勝)。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利福島芝2000m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手(2戦0勝)。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利新潟芝1800m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で蛯名利弘騎手(3戦0勝)。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利新潟ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で蛯名利弘騎手(4戦0勝)。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利新潟ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で蛯名利弘騎手(5戦0勝)。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利新潟芝1800m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で蛯名利弘騎手(6戦0勝)。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利新潟ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は8戦連続で蛯名利弘騎手(7戦0勝)。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利中山ダート1800m 晴/不良)に出走。鞍上は9戦連続で蛯名利弘騎手(8戦0勝)。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

11月8日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、4歳A2新潟(地)ダート1700m 晴/稍重)に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のシクラメン特別新潟(地)ダート1600m 曇/重)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手(1戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキリハミングに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月5日、中1週で迎えた14戦目は、4歳A2新潟(地)ダート1700m 曇/重)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手(2戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳(1993年)

1月3日、中3週で迎えた15戦目は、千両特別新潟(地)ダート1700m 曇/重)に出走。鞍上は4戦連続で大枝幹也騎手(3戦1勝)。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のジャックスルーをハナ差制して2勝目を掴み取った。

4月3日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、一般B1ハ三条ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で大枝幹也騎手(4戦2勝)。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた17戦目は、一般B2三条ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で大枝幹也騎手(5戦2勝)。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2イ三条ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で大枝幹也騎手(6戦2勝)。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月30日、中3週で迎えた19戦目は、一般B2ロ新潟(地)ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で大枝幹也騎手(7戦2勝)。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた20戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ新潟(地)ダート1700m 雨/不良)に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマヒサパレードから半馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2イ新潟(地)ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は大枝幹也騎手(8戦2勝)。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、悠久山ハンデ三条ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手(9戦2勝)。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月29日、中6週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた23戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-4金沢ダート1300m 晴/良)に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のベリーハヤブサに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月27日、中3週で迎えた24戦目は、C3-1金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手(1戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた25戦目は、C3-1金沢ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で吉井敏雄騎手(2戦1勝)。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた26戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミルウィンに6馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、プロキオン特別金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手(1戦1勝)。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノシズカから5馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた28戦目は、プロキオン特別金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手(2戦1勝)。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルエコーに1馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

12月5日、中1週で迎えた29戦目は、シリウス特別金沢ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は4戦連続で平床良博騎手(3戦2勝)。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月19日、中1週で迎えた30戦目は、シリウス特別金沢ダート1500m 晴/不良)に出走。鞍上は5戦連続で平床良博騎手(4戦2勝)。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリンカイザーから3馬身差の2着となった。

5歳(1994年)

1月4日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1-2金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は6戦連続で平床良博騎手(5戦2勝)。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモキングに7馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

3月10日、中8週で迎えた32戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ笠松ダート1600m 晴/稍重)に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンディテリオスから3馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中3週で迎えた33戦目は、一般C1ロ笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手(1戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月2日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、C1ロ中京(地)ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手(2戦0勝)。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシパトレーゼに3/4馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

5月31日、中3週で迎えた35戦目は、B2ロ名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で横山誠騎手(3戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、一般B2ロ笠松ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は5戦連続で横山誠騎手(4戦1勝)。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた37戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、穂高特別笠松ダート1600m 曇/良)に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた38戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、恵那峡特別笠松ダート1600m 晴/良)に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゲンテスコオーに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月15日、中2週で迎えた39戦目は、葉月特別笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手(1戦1勝)。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた40戦目は、長月特別笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手(2戦1勝)。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた41戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、三番叟特別笠松ダート1800m 晴/良)に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた42戦目は、白菊特別笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は横山誠騎手(5戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハリマイチフジから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中1週で迎えた43戦目は、平湯特別笠松ダート1800m 晴/不良)に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手(6戦1勝)。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイサンオオザから半馬身差の2着となった。

11月24日、中1週で迎えた44戦目は、磨墨特別笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手(7戦1勝)。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた45戦目は、日刊スポ杯笠松ダート1800m 晴/稍重)に出走。鞍上は浜口楠彦騎手(3戦1勝)。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳(1995年)

2月24日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた46戦目は、アメジスト特別笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手(4戦1勝)。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた47戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、弥生特別笠松ダート1800m 晴/良)に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月3日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた48戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ笠松ダート1600m 晴/稍重)に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた49戦目は、原洋順騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ笠松ダート1600m 晴/良)に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた50戦目は、一般C1ニ笠松ダート1600m 晴/不良)に出走。鞍上は2戦連続で原洋順騎手(1戦0勝)。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイラブダートからクビ差の2着となった。

11月24日、中1週で迎えた51戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ニ笠松ダート1600m 晴/不良)に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミドリハヤブサに2馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

12月12日、中2週で迎えた52戦目は、伊吹特別笠松ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は浜口楠彦騎手(5戦1勝)。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7歳(1996年)

1月23日、中5週で迎えた53戦目は、一般B2 C1笠松ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は川原正一騎手(1戦1勝)。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。