シーズザワン（2011年生、母シーズアトムボイ）

シーズザワン（2011年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時24歳）と交配したシーズアトムボイが11歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、地方35戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川向高橋育成牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、川向高橋育成牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2013年）

8月22日、デビュー戦は小林靖幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のスターギャルを半馬身振り切って初白星を挙げた。

10月1日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ10（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月25日、中8週で迎えた5戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

3歳（2014年）

1月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

2月21日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた9戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたリックサクラー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

4月6日、中3週で迎えた10戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のあやめ賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

5月18日、中5週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のはまなす賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のウイナーカップ（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菊地康朗騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

7月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、3歳地方重賞のハヤテスプリント（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菊地康朗騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊地康朗騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた17戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

8月23日、中0週で迎えた18戦目は、湯田ダム・錦秋湖50周年レース（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた19戦目は、セプテンバーカップ（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた20戦目は、カシオペア映画祭レース（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2一（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた22戦目は、八木直也騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた23戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C18（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で八木直也騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダイゴコクリュウに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月19日、中1週で迎えた25戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4歳（2015年）

1月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は八木直也騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた27戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

1月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で八木直也騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた29戦目は、吉彦・敏朗・敏之・貞雄退職記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で八木直也騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた30戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で八木直也騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で八木直也騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた32戦目は、深見勇也騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた33戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は八木直也騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた34戦目は、一般C22（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は深見勇也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ヒシエピックに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた35戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、雄哉・貴子協賛景品山分け（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。