ケイエムチェーサー（1996年生、母フライトフェザー）

ケイエムチェーサー（1996年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラトウコウ（当時15歳）と交配したフライトフェザーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）三澤牧場。戦績は、中央平地46戦3勝2着3回。2000年の七夕賞(ハンデG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

8月8日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

8月16日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく最後はコウヨウヒーローと並んで10着同着となった。

10月10日、中3週で迎えた5戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

11月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3歳（1999年）

3月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

4月25日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/不良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のショウナンマインドに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳G3の青葉賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（4戦1勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下のロベリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

6月20日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳500万下のべにばな賞（福島芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は吉永護騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下のアマリリス賞（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、フクトシサカエに半馬身交わされて2着となった。

8月8日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、ダンツセンチュリーに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月22日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の夕張特別（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉永護騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

9月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉永護騎手（7戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2000年）

1月15日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉永護騎手（8戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた19戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた20戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の遠賀川特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中京芝2500m 雨/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（9戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下の渥美特別（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

4月29日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

5月6日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた24戦目は、5歳以上500万下の鬼怒川特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（10戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアスカラブライトに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

5月27日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の青嵐賞（東京芝2400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（11戦1勝）。17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトーホウツートップに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月9日、中5週で迎えた26戦目は、ハンデG3の七夕賞（東京芝2000m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（12戦2勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ロングカイウンに半馬身交わされて2着となった。

11月5日、約4か月の休み明けで迎えた27戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のラジオ福島賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（13戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上1600万下のウェルカムステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉永護騎手（14戦2勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

12月17日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の冬至ステークス（中山芝2500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で吉永護騎手（15戦2勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

5歳（2001年）

1月7日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた30戦目は、4歳以上1600万下の迎春ステークス（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉永護騎手（16戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

1月30日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の白嶺ステークス（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉永護騎手（17戦2勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小野次郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

4月15日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の千葉ステークス（中山芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は吉永護騎手（18戦2勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上1600万下の府中ステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上1600万下のメイステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（19戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた36戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の愛知杯（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。

6歳（2002年）

1月13日、約7か月半の休み明けで迎えた37戦目は、4歳以上1600万下の迎春ステークス（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（20戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

1月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の松籟ステークス（京都芝2400m 外回り小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

2月10日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた39戦目は、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は吉永護騎手（21戦2勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のサンシャインステークス（中山芝2500m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（22戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた41戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のスピカステークス（中山芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上1600万下の湾岸ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（8戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデ戦でオープンのメトロポリタンステークス（東京芝2300m 雨/稍重）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた44戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 曇/重）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい17着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた45戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のジューンステークス（東京芝2400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

7歳（2003年）

1月26日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた46戦目は、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（23戦2勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。