ショウナンマインド（1996年生、母トレジャーマイン）

ショウナンマインド（1996年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時13歳）と交配したトレジャーマインが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地41戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年のテレビ山梨杯(1000万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

2月27日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったケイエムチェーサーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月15日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスモーガスボードを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

6月6日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下のロベリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（阪神芝1600m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（5戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したワイレアサンライズに半馬身届かず2着に敗北した。

7月24日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の寺泊特別（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（6戦1勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

4歳（2000年）

4月30日、約9か月半の休養明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（7戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5歳（2001年）

5月13日、約12か月半の休み明けで迎えた9戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（8戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、勝ったゴールドバニーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月8日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の織姫賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（9戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（10戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したワンダフルミッキーにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（11戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のように急駛したが、抜け出したフサイチオーレに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月8日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の犬吠埼特別（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（12戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のフジヤマシンゲキに1馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の津田沼特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（13戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（14戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヨシフサキングに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

11月11日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下のTVKテレビ賞（東京芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（15戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のウインブレイズに4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

12月22日、中5週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の袖ケ浦特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田豊騎手（16戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく15着に敗れた。

6歳（2002年）

2月3日、中5週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下のテレビ山梨杯（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田豊騎手（17戦4勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のカオリジョバンニに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月3日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上1600万下のアクアマリンステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田豊騎手（18戦5勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた21戦目は、東風ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田豊騎手（19戦5勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上1600万下の卯月ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田豊騎手（20戦5勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

12月14日、約8か月の休養明けで迎えた23戦目は、ディセンバーステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田豊騎手（21戦5勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7歳（2003年）

1月11日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の初富士ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉田豊騎手（22戦5勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた25戦目は、G3の東京新聞杯（中山芝1600m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は16戦連続で吉田豊騎手（23戦5勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上1600万下のバレンタインステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉田豊騎手（24戦5勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3月8日、中2週で迎えた27戦目は、オーシャンステークス（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で吉田豊騎手（25戦5勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の船橋ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で吉田豊騎手（26戦5勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月10日、中5週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の晩春ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で吉田豊騎手（27戦5勝）。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上1600万下のフリーウェイステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で吉田豊騎手（28戦5勝）。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、3歳以上1600万下のアイルランドトロフィー（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で吉田豊騎手（29戦5勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

11月2日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の白秋ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で吉田豊騎手（30戦5勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8歳（2004年）

6月12日、約7か月半の休み明けで迎えた33戦目は、4歳以上1600万下の湘南ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で吉田豊騎手（31戦5勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた34戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のストークステークス（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

10月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、3歳以上1600万下のアイルランドトロフィー（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（32戦5勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の白秋ステークス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（33戦5勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上1600万下の奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（34戦5勝）。18頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

9歳（2005年）

4月17日、約5か月の休養明けで迎えた38戦目は、4歳以上1600万下の卯月ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（35戦5勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた39戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の晩春ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上1600万下のフリーウェイステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（36戦5勝）。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚を伸ばせず17着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の麦秋ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（37戦5勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。