エイシンイースト（2011年生、母バーモントガール）

エイシンイースト（2011年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ニューヨーク市を流れる川名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時13歳）と交配したバーモントガールが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。2016年の摂津盃(ハンデ地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

1月6日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4月30日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水晶山特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったマッセナに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中2週で迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、長く末脚を持続させて、最後は2着のスプルスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2015年）

1月25日、約8か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

6月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したダイナミックウオーを差し切れず、2馬身差の2着となった。

7月25日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

11月15日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた8戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、初雪特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったランドスターにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2016年）

1月10日、中3週で迎えた9戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

2月7日、中3週で迎えた10戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

5月11日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、青葉特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチーフテンに5馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

6月1日、中2週で迎えた13戦目は、青梅特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスチブナイトに1馬身3/4の差をつけて断然人気に応えた。

6月23日、中2週で迎えた14戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウケイロイヤルを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

7月14日、中2週で迎えた15戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、京都畜産特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のノブタイザンをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

8月12日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ地方重賞の摂津盃（園田ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったエナエビスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月28日、中6週で迎えた17戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

11月2日、中4週で迎えた18戦目は、芦屋川特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた19戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

12月15日、中3週で迎えた20戦目は、オッズパーク・冬桜杯（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6歳（2017年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、ハンデ地方重賞の新春賞（園田ダート1870m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

2月16日、中5週で迎えた22戦目は、トータリゼータカップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したアサクサセーラにアタマ差届かず2着に惜敗した。

3月2日、中1週で迎えた23戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4月13日、中5週で迎えた24戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7歳（2018年）

1月3日、約9か月の休養明けで迎えた25戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の新春賞（園田ダート1870m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（7戦1勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた27戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田ウインターカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた28戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。

4月19日、中6週で迎えた29戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、若草特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた30戦目は、ナイター競馬女子会特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた31戦目は、夕刊フジ賞（園田ダート1230m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた32戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、姫路さぎ草特別（園田ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた33戦目は、デカンショ特別（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた34戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、丹波篠山牛特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた35戦目は、SPAT4プレミアムポイント賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた37戦目は、小牧太カップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

9月26日、中1週で迎えた38戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1870m 雨/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた39戦目は、小山裕也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山裕也騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた41戦目は、グリーンチャンネル賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山裕也騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山裕也騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた43戦目は、3歳以上B1（園田ダート1870m 雨/重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。