ノブタイザン（2013年生、母ユウターマライア）

ノブタイザン（2013年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のディープスカイ（当時8歳）と交配したユウターマライアが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中本牧場。2016年の兵庫ダービー(地方重賞)に勝利した他、2018年の六甲盃(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

碇清次郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2015年）

10月14日、デビュー戦は杉浦健太騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は481kg。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボッチャンに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシュエットに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月6日、中3週で迎えた3戦目は、2歳500万下のシクラメン賞（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルーウィザードを強烈な末脚で半馬身差し切って圧倒的支持に応えた。

3歳（2016年）

4月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦健太騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

5月26日、中6週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳A（園田ダート1870m 曇/良）に出走。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエイシンニシパをクビ差振り切って雨下の激戦を制した。

7月14日、中3週で迎えた8戦目は、京都畜産特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエイシンイーストをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

8月17日、中4週で迎えた9戦目は、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

4歳（2017年）

3月21日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、すもも賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では超凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上B1（園田ダート1870m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトウケイロイヤルを上がり1位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

5月11日、中3週で迎えた12戦目は、相生ペーロン祭特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

6月8日、中3週で迎えた13戦目は、淡路島たまねぎ特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（9戦4勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したトーコーポセイドンに半馬身届かず2着となった。

6月30日、中2週で迎えた14戦目は、姫路さぎ草特別（園田ダート1870m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦健太騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた15戦目は、デカンショ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉浦健太騎手（11戦4勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた16戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、SKNフラッシュ8カップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上A2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（12戦4勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったエイシンファイヤーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月13日、中4週で迎えた18戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月15日、中4週で迎えた19戦目は、兵庫オーナーズカップ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（13戦4勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のゼロスに1馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

12月7日、中2週で迎えた20戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

5歳（2018年）

1月4日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（14戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のトウケイアローを半馬身振り切って勝利をモノにする

1月25日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（15戦6勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に敗れた。

3月1日、中4週で迎えた23戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（16戦6勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のキクノソルに1馬身の差をつけて制した。

5月4日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた25戦目は、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（17戦7勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた26戦目は、DASH柳津・福山駅前開設5周年記念特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（18戦7勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

7月16日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、地方重賞の名港盃オープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（19戦7勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月17日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた28戦目は、ハンデ地方重賞の摂津盃（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（20戦7勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

12月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた29戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6歳（2019年）

12月11日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた30戦目は、JA兵庫信連特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（21戦7勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた31戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の2019ファイナル（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7歳（2020年）

1月29日、中3週で迎えた32戦目は、武徳杯（姫路ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（22戦7勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた33戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、ラジオ関西特別（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた34戦目は、京都府産たまご特別（園田ダート2400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は杉浦健太騎手（23戦7勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。