シュエット（2013年生、母ゴッドビラブドミー）

シュエット（2013年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時12歳）と交配したゴッドビラブドミーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は芳住鉄兵。戦績は、地方29戦4勝2着5回。2016年の菊水賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、芳住鉄兵から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、芳住鉄兵から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、秀によって140.4万円で落札された。

新子雅司厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2015年）

6月17日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。馬体重は428kg。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月5日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリッコドンナに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月3日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったノブタイザンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月2日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた7戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3歳（2016年）

1月21日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた9戦目は、3歳A B（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月7日、中6週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタケマルビクターをハナ差振り切って2勝目を手中に収めた。

10月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、スポニチなにわ賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

10月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4歳（2017年）

1月2日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったノートルスウェに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月15日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹田知宏騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったゼットガガに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、きいちご賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹田知宏騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で笹田知宏騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のワークオブゴッドに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月26日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で笹田知宏騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンビリケンを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

5月17日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で笹田知宏騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた21戦目は、あやめ賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で笹田知宏騎手（12戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた22戦目は、くだもの王国おかやま杯（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で笹田知宏騎手（13戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた23戦目は、のんじゃえ丹波特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で笹田知宏騎手（14戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたハヤイガナ決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

8月23日、中3週で迎えた24戦目は、たかさご万灯祭特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で笹田知宏騎手（15戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で笹田知宏騎手（16戦3勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた26戦目は、市川町ゴルフまつり特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で笹田知宏騎手（17戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

5歳（2018年）

3月9日、約5か月の休み明けで迎えた27戦目は、浅春特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で笹田知宏騎手（18戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で笹田知宏騎手（19戦3勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で笹田知宏騎手（20戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたフェローニア決め手に屈して半馬身差の2着となった。