スギノケーティング（1993年生、母レイズアプランサー）

スギノケーティング（1993年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時6歳）と交配したレイズアプランサーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高澤俊雄。戦績は、地方13戦12勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の’99クリスタルナイトカップ(一般B1以下ハンデ)。

経歴

デビュー前

武智一夫厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1996年）

12月12日、デビュー戦は武智政明騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミノダンディーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月28日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武智政明騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のエルスオサイチに8馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4歳（1997年）

1月17日、中2週で迎えた3戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武智政明騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスプリングダイオーに2馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

1月30日、中1週で迎えた4戦目は、立会川特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武智政明騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワッスルアイドルンに6馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

7月23日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、一般C1七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武智政明騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタケミサンライズに3馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

8月28日、中4週で迎えた6戦目は、C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武智政明騎手（5戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のクラライデンオーに2馬身半の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

10月14日、中6週で迎えた7戦目は、フェアリーテール特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武智政明騎手（6戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のナンキョクに4馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

6歳（1999年）

1月21日、約15か月半の休養明けで迎えた8戦目は、春待特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で武智政明騎手（7戦7勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエルカーサテイオーに4馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

2月11日、中2週で迎えた9戦目は、ダイヤモンドダスト賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で武智政明騎手（8戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたセリノトルネイド決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月28日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、ハンデ戦のシューティングスター賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で武智政明騎手（9戦8勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のピッツドクターに3馬身の差をつけて9勝目を獲得した。

7月5日、中4週で迎えた11戦目は、ドラマチックナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で武智政明騎手（10戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のピッツドクターに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

7月25日、中2週で迎えた12戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で武智政明騎手（11戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のケージーラッキーに4馬身の差をつけて優勝

8月26日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の’99クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で武智政明騎手（12戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダイワシェーバーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。