ブラックイーグル（2008年生、母ケイアイポップス）

ブラックイーグル（2008年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時14歳）と交配したケイアイポップスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は川島正広。戦績は、地方37戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2012年のユースフルステッキ賞(一般C2十五)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川島良一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

鹿沼良和厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2011年）

2月10日、デビュー戦は水野貴史騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は447kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ガスティウインドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月23日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したピーエムクリークにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月30日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ウイングショコラにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、遅いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた8戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月27日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

4歳（2012年）

1月16日、中2週で迎えた10戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のオギノシュタインをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

2月17日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた12戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、ユースフルステッキ賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のカシマフウジンをアタマ差振り切って雨中の激戦を制した。

3月29日、中2週で迎えた13戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた16戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた17戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、バトルハーンに半馬身交わされて2着となった。

11月15日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四十五（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2十四十五十六（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

5歳（2013年）

1月9日、連闘で迎えた21戦目は、ガツンと行こう!東西あんかけやきそば賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3五六（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

2月28日、中4週で迎えた23戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

5月30日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた30戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3四五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3九十十一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで踏ん張ったが、ツインレッドに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月11日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタキシードカメンに9馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3四五ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘志で渋太く粘り続けて、最後は2着のアルゲンティアに1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

10月25日、中3週で迎えた35戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（10戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、ケリーズタイムに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月22日、中3週で迎えた36戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（11戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

6歳（2014年）

3月26日、約4か月の休養明けで迎えた37戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。