ステキステキ（1999年生、母ビクトリーアピール）

ステキステキ（1999年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時10歳）と交配したビクトリーアピールが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川新一。戦績は、中央平地43戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の白河特別(1000万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

1月6日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエリモビバーチェ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

3月2日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したロードダルメシアンにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月6日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のルースターに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

4月27日、中2週で迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた6戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（3戦1勝）。17頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

10月19日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月16日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のサクラファロスをハナ差振り切って2勝目を挙げた。

12月7日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の初霜特別（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4歳（2003年）

1月18日、中5週で迎えた10戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の秋吉台特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた11戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた12戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の三河特別（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた13戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

11月3日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた14戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアルフェッカに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

12月6日、中2週で迎えた16戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1200m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

5歳（2004年）

1月17日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（3戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、6着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の小石原特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、6着に終わった。

4月10日、中8週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の須賀川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着に入った。

6月5日、中3週で迎えた22戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、抜け出したスリーブラボーを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭に躍り出て、最後は2着のフレンドリースピカに1馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

7月10日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下の尾瀬特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（5戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

11月14日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、3歳以上1000万下の五色沼特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（6戦2勝）。17頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた27戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の仲冬特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

12月26日、連闘で迎えた28戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の中京日経賞（中京芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は平沢健治騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

6歳（2005年）

1月22日、中3週で迎えた29戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい12着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上1000万下の火の山特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は脚色が衰えて17着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた31戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下の鈴鹿特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた32戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の新・新潟市制施行記念（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた34戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた35戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月18日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上1000万下のさくらんぼ特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、5着に入り込んだ。

6月26日、連闘で迎えた37戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のスノースタイルをクビ差振り切って4勝目をマークした。

7月31日、中4週で迎えた38戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のUHB杯（函館芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上1000万下の羊ヶ丘特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のキーンランドカップ（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた41戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下のおおぞら特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

10月30日、中4週で迎えた42戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の河北新報杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた43戦目は、3歳以上1000万下の新・白河市制施行記念（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。