スイフトミノル（2012年生、母カーサエスペランサ）

スイフトミノル（2012年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「速い＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時9歳）と交配したカーサエスペランサが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉岡實によって777万円で落札された。

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

1月31日、デビュー戦は小崎綾也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は432kg。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月17日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

7月10日、中7週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた3戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7月30日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のキングザバゴを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

8月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったワンダービジューに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中4週で迎えた6戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、天馬街道賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月22日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

11月5日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったベッラフィグラを3/4馬身捉え切れず2着となった。

11月26日、中2週で迎えた9戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、441Birthday記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスピンキャッシュに2馬身の差をつけて優勝