コンヴィーヴォ（2015年生、母コンフィデンツァ）

コンヴィーヴォ（2015年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より＋活発に（音楽用語）」。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時17歳）と交配したコンフィデンツァが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はエムエム、ヤマダファーム。主な勝ち鞍は2019年の犬山城特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

8月5日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月14日、中9週で迎えた2戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

12月16日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

3歳（2018年）

7月15日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

8月24日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー16（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月31日、連闘で迎えた7戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアンインジュリーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマアワモリに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったルビーロマンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4歳（2019年）

2月26日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた11戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバンブトンエガオに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月13日、中1週で迎えた12戦目は、善太川特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディアーゴッドに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパーキーに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月19日、連闘で迎えた15戦目は、犬山城特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボクイケメンに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月6日、中1週で迎えた16戦目は、恋路ヶ浜特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

5月16日、中0週で迎えた17戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（5戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムラユッキーに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月11日、中3週で迎えた18戦目は、ビップレイジング賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のナリタゴールドに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月15日、中1週で迎えた20戦目は、天秤座特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた21戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、栗きんとん賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオンファサイトに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月14日、中1週で迎えた22戦目は、くるみ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のシャーロックに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

11月26日、中1週で迎えた23戦目は、オリオン座特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（6戦5勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた24戦目は、冬日和賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（7戦5勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、セイウンニジョーズに交わされて3馬身差の2着となった。

12月19日、連闘で迎えた25戦目は、みぞれ鍋賞（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（8戦5勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトーセンシルバーに1馬身半の差をつけて9勝目を奪取した。

5歳（2020年）

1月2日、中1週で迎えた26戦目は、新春盃（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（9戦6勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

1月27日、中3週で迎えた27戦目は、豆まき特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（10戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。