アカネシラユリ（1989年生、母アカネフヨウ）

アカネシラユリ（1989年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウインザーノット（当時9歳）と交配したアカネフヨウが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方19戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の一般D3ニ。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

11月10日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は404kg。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

3歳（1992年）

1月26日、中5週で迎えた3戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

7月5日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

7月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

11月2日、中7週で迎えた8戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（上山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C4（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた10戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、4歳C4（上山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳C4（上山ダート1250m 小雪/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1993年）

4月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般D3ホ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡邊一道騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渡邊一道騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月17日、中2週で迎えた20戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月12日、中5週で迎えた22戦目は、一般D3ニ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアルファーウェーブに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡邊一道騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡邊一道騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエスタンサンダーから1馬身差の2着となった。