クロスフォーカラー（2006年生、母オースミジュエリー）

クロスフォーカラー（2006年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「宝石カット法＋色」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアフリート（当時22歳）と交配したオースミジュエリーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方8戦4勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C2四。

経歴

デビュー前

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

8月23日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

9月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

9月26日、連闘で迎えた3戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた6戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアースコンシャスに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月9日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラファイヤーに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、JA江刺りんごジュース杯（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンダーセブンに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

11月29日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレイナエスペランサに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。