トカチテイオー（1991年生、母セントラルアース）

トカチテイオー（1991年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミナラ（当時7歳）と交配したセントラルアースが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）セントラル・スタッド。戦績は、中央平地16戦0勝2着4回、地方26戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の駒形賞。

経歴

デビュー前

森安弘昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

11月14日、デビュー戦は森安輝正騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森安輝正騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた3戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったインタースリリングに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3歳（1994年）

1月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

1月16日、中0週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月27日、中5週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったロングリゲルに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

4月9日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

7月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で大塚栄三郎騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

7月31日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で大塚栄三郎騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で大塚栄三郎騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったセントクロシオに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

10月2日、中6週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で大塚栄三郎騎手（11戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で大塚栄三郎騎手（12戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、アースライトにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月12日、中2週で迎えた16戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

12月25日、中5週で迎えた17戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1995年）

1月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般（水沢ダート1420m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月10日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた20戦目は、石桜杯（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた22戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた24戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた25戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月30日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルオーキッドから1馬身差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた27戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウシャネルをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた28戦目は、小野寺雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺雅彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた30戦目は、セプテンバーカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺雅彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた31戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺雅彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた32戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた33戦目は、FM岩手杯（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイネスヒリュウからクビ差の2着となった。

12月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤雅彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤雅彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーミラクルに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月30日、中1週で迎えた36戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、駒形賞（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンベイブをアタマ差制して制した。

5歳（1996年）

1月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月18日、中4週で迎えた38戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、紅梅特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた39戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた40戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタジャガーから半馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中2週で迎えた41戦目は、菜の花特別（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた42戦目は、すいせん特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。