ビツクカツプ（1987年生、母タカイリリー）

ビツクカツプ（1987年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホクセイボーイ（当時7歳）と交配したタカイリリーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中本牧場。戦績は、地方32戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は1991年のアラ系4歳以上B2。

経歴

デビュー前

中村光春厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1989年）

8月10日、デビュー戦は大城剛騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（岩見沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は441kg。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月19日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、倉見務騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（札幌(地)ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月26日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳（札幌(地)ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉見務騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月4日、連闘で迎えた4戦目は、高橋信彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（札幌(地)ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエストスガタから1馬身半差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（帯広ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉見務騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロツクスピンから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中0週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉見務騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノマキシムに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月25日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月3日、連闘で迎えた8戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマツクスボーイをハナ差制して2勝目を奪取した。

12月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、野元博実騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはがくれ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（1990年）

1月6日、中2週で迎えた10戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリードセンプーから1馬身半差の2着となった。

1月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカイチオーテに5馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

2月3日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた12戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナンゴクダイヤからクビ差の2着に甘んじた。

2月18日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターソロンから1馬身半差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスタースイセイからアタマ差の2着に甘んじた。

3月18日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のさくら特別（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河津徳幸騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた16戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は野元博実騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた17戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元博実騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた18戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた19戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は野元博実騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた20戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた22戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（9戦2勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1991年）

4月13日、約7か月の休養明けで迎えた23戦目は、アラ系5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノタガミラインに2馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。

5月6日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で河津徳幸騎手（11戦3勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカチドキホースから半馬身差の2着となった。

5月19日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた25戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で河津徳幸騎手（12戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のネイルキングに2馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

5月26日、連闘で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で河津徳幸騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカネヤマシスカをハナ差制して勝利を手に入れた。

6月10日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で河津徳幸騎手（14戦5勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で河津徳幸騎手（15戦5勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた29戦目は、はす特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は野元博実騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系5歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（16戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた31戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野元博実騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（17戦5勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。