デピュティイモン（2011年生、母エーピーダイヤ）

デピュティイモン（2011年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時19歳）と交配したエーピーダイヤが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2七。

経歴

デビュー前

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

12月8日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

3歳（2014年）

1月13日、中4週で迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

5月25日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた4戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

9月10日、中9週で迎えた6戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

9月19日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた9戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C2 12（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコスモソウルメイトに3/4馬身届かず2着に敗北した。

11月2日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2 18（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカゼノモリに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月9日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十一（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るコスモソウルメイトを次元の違う末脚で半馬身差し切って2勝目を掴み取った。

11月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた13戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイナドラゴンにアタマ差届かず2着となった。

12月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のビジンノカガミに2馬身の差をつけて3勝目をマークした。

4歳（2015年）

1月3日、中1週で迎えた15戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、コスプレドリームカップ（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したマスミラクルスノーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

1月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったエピソードに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（4戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったエンドランに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で友森翔太郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた22戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた23戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。