アポロライダー（2009年生、母フルーツマーケット）

アポロライダー（2009年5月19日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋騎手」。毛色は鹿毛。種牡馬のデュランダル（当時10歳）と交配したフルーツマーケットが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）へいはた牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、地方12戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年のありがとう福山けいば広島県きゅう務員会記念(一般B1二 B2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、へいはた牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、へいはた牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、アポロサラブレッドクラブによって735万円で落札された。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

8月20日、デビュー戦は西村太一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は428kg。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

10月23日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は西村太一騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張り、5着を確保した。

11月27日、中2週で迎えた5戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

3歳（2012年）

5月5日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ブループルチェッラに交わされて2馬身差の2着となった。

5月26日、中2週で迎えた7戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

8月4日、中9週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、バルダメンテに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた11戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、わっしょいスプリント（福山ダート1250m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミッドコサージュから4馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、11月11日浩&智子結婚記念（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンサクセスに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月4日、連闘で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の紅葉賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた14戦目は、「本日IPAT全レース発売中!」特別（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の福山王冠（福山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた16戦目は、キャンドルライト特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2013年）

1月3日、中1週で迎えた17戦目は、新春特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブルズアイに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

1月19日、中1週で迎えた18戦目は、睦月特別（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（6戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフレアリングナイトに3/4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

2月2日、中1週で迎えた19戦目は、節分草特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（7戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた20戦目は、草戸大橋特別（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた21戦目は、カワタカ技研ココログ工場賞（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフェドゥネージュに2馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

3月24日、中2週で迎えた22戦目は、ありがとう福山けいば広島県きゅう務員会記念（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のビューワールドに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。