カシノトップレディ（2011年生、母オースミブラッシー）

カシノトップレディ（2011年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋一番の女性」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時8歳）と交配したオースミブラッシーが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木明広。戦績は、中央平地6戦0勝、地方33戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、八木常郎から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、門別牧場から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月3日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は416kg。17頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では見せ場なく17着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3歳（2014年）

3月8日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた4戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた5戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

7月12日、中5週で迎えた7戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のゴールドキャップに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月9日、中1週で迎えた9戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

8月19日、中0週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上C2 43（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（6戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた18戦目は、チャレンジシリーズ第32戦（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4歳（2015年）

2月7日、中6週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 32（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（9戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（10戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2 41（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（12戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上C2 42（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で竹吉徹騎手（13戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で竹吉徹騎手（14戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコパノハニヤマヒメを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月25日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で竹吉徹騎手（15戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で竹吉徹騎手（16戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で竹吉徹騎手（17戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったシャイボーイに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で竹吉徹騎手（18戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で竹吉徹騎手（19戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で竹吉徹騎手（20戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた32戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月8日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた35戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。