トーホウタイクーン（1995年生、母Chaussons Roses）

トーホウタイクーン（1995年5月22日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時12歳）と交配したChaussons Rosesが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、中央障害2戦0勝、地方24戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の一般B12。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

9月27日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた2戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月24日、中1週で迎えた3戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたプレストロバリー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

11月14日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したシンボリハーディーにハナ差届かず2着に惜敗した。

12月6日、中1週で迎えた7戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では全く伸びず16着に敗れた。

4歳（1999年）

1月24日、中6週で迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた9戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた10戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の恋路ケ浜特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

4月17日、中7週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は石山繁騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

5月31日、中5週で迎えた12戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のショウリクンに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2000年）

2月4日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた15戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた16戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月31日、中0週で迎えた17戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のシーマスターに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた19戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のピサノルーブルをクビ差制して3勝目を獲得した。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた21戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた23戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノルーブルに3/4馬身の差をつけて4勝目をマークした。

7月3日、連闘で迎えた25戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丸野勝虎騎手（11戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた27戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で丸野勝虎騎手（12戦2勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で丸野勝虎騎手（13戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のカズサルビーに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月11日、中2週で迎えた30戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったムツノアカデミーから半馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグッドリバーから1馬身半差の2着に敗北した。

10月30日、連闘で迎えた32戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（14戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた33戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた34戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた35戦目は、一般B3（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。