ヒノデケーティング（1997年生、母ウオータードシルク）

ヒノデケーティング（1997年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時10歳）と交配したウオータードシルクが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヤマオカ牧場。戦績は、地方8戦4勝2着1回。2000年のブルーバードカップ(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、新生ファームから「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、広松一義によって1,743万円で落札された。

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

10月19日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリアリンダからアタマ差の2着に甘んじた。

10月27日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビーマイプリンセスに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のクラダッチューノに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

12月27日、中4週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシクラメン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のブルードラゴンを半馬身振り切って3勝目をマークした。

3歳（2000年）

1月19日、中2週で迎えた5戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカネショウローレルに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月29日、中5週で迎えた6戦目は、3歳オープンの’00雲取賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

4月11日、中5週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

5月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の東京王冠賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。