フォートカルガリー（2013年生、母ブラックカシミール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、バンブー牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、バンブー牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、田記正規によって118.8万円で落札された。

中村護厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2015年）

4月24日、デビュー戦は早田功駿騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず3着に終わった。

7月6日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた4戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

9月18日、中4週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は早田功駿騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したゴルジに半馬身届かず2着となった。

11月27日、中5週で迎えた8戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したディアピースにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月28日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦のおおたか特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（5戦0勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（2016年）

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田功駿騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシングンヴィグラスを3/4馬身捉え切れず2着となった。

2月8日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で早田功駿騎手（7戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

2月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で早田功駿騎手（8戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のパンジー特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で早田功駿騎手（9戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月22日、中5週で迎えた14戦目は、3歳戦のひなげし特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で早田功駿騎手（10戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月18日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦のアイラブ大井賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で早田功駿騎手（11戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

4歳（2017年）

3月6日、約9か月半の休み明けで迎えた16戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で早田功駿騎手（12戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で早田功駿騎手（13戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のベルロックに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月19日、中3週で迎えた18戦目は、サンスポZBAT!（ズバッと!）賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で早田功駿騎手（14戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したオーネットハートにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月22日、中4週で迎えた19戦目は、おうし座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で早田功駿騎手（15戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

5歳（2018年）

6月27日、約13か月半の休み明けで迎えた20戦目は、ニコニコプレミアムカップ6（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で早田功駿騎手（16戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた21戦目は、オーストラリアターフクラブ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で早田功駿騎手（17戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた22戦目は、雲の峰賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で早田功駿騎手（18戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では電光石火の末脚を披露したが、5着に終わった。

8月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、一般C1十十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で早田功駿騎手（19戦1勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のヤンチャボウズに3馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

8月28日、中1週で迎えた24戦目は、Thanksgiving7,152賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で早田功駿騎手（20戦2勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた25戦目は、紫苑賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で早田功駿騎手（21戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したセイマーメイドを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

10月8日、中2週で迎えた26戦目は、TWINKLETUNNEL賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で早田功駿騎手（22戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1一二（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で早田功駿騎手（23戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は22戦連続で早田功駿騎手（24戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月3日、中2週で迎えた29戦目は、ローズマリー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で早田功駿騎手（25戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた30戦目は、クリスマス賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で早田功駿騎手（26戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

6歳（2019年）

1月24日、中3週で迎えた31戦目は、一般C1 C2（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で早田功駿騎手（27戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。競走中止となった。