ウインクランベリー（2017年生、母ポンテディリアルト）

ウインクランベリー（2017年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋植物名」。毛色は栗毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時8歳）と交配したポンテディリアルトが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C3。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額800万円（2万×400口）で一口馬主が募集された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月31日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は396kg。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

11月3日、中6週で迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

3歳（2020年）

1月25日、中9週で迎えた5戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

6月14日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で黛弘人騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で黛弘人騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

7月21日、中3週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた10戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1000m 雨/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったジョーパティオに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-4（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタノエイカンに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月2日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のヒヤデス特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた13戦目は、日高町水道協会賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキタノエイカンに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-3（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のマヤノシャムロックに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月29日、連闘で迎えた16戦目は、道産小麦に麦チェン!特別（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

11月27日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったジョーアドヴァンスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

4歳（2021年）

1月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったクラップクラップに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月1日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のショウイモンに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月23日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2五六（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

3月29日、中4週で迎えた22戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、幸手権現堂桜堤賞（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月10日、中5週で迎えた23戦目は、一般C2二三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2四五六（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた25戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。