ストロングディア（2002年生、母グランスオークス）

ストロングディア（2002年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデヒア（当時11歳）と交配したグランスオークスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、地方12戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年のフォーチュネイトパンジー特別。

経歴

デビュー前

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

9月7日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた2戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったトゥデイフォーユーから2馬身差の2着に敗北した。

10月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月31日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3歳（2005年）

1月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のラッキーバッグをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

1月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジークヴァルトに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月8日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のフォーチュネイトパンジー特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトネノヒカリに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のクラウンカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4歳（2006年）

9月14日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（5戦3勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、パワーライスに半馬身交わされて2着となった。

10月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。