セカンドノホシ（2001年生、母セカンドサービス）

セカンドノホシ（2001年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋星」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時20歳）と交配したセカンドサービスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は出口悟。戦績は、中央平地8戦1勝、地方8戦1勝2着3回。2003年のスペシャルウィーク賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、出口牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

4月22日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマタマタモトヒメから5馬身差の2着となった。

5月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のテラノトップガンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月24日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのタイキブリザード賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンのスペシャルウィーク賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードウインからアタマ差の2着となった。

8月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で桜井拓章騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた8戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で桜井拓章騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桜井拓章騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユミコトヨーコからクビ差の2着に甘んじた。

12月6日、中7週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた10戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3歳（2004年）

1月11日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた11戦目は、3歳500万下の寒竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた12戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンジョウオーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

2月22日、中2週で迎えた13戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（2戦1勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で梶晃啓騎手（3戦1勝）。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

5月23日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で梶晃啓騎手（4戦1勝）。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。