ヴェルジェーズ（2015年生、母リュンヌ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、タガミファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2017年）

12月14日、デビュー戦は宮下康一騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く3着に終わった。

3歳（2018年）

1月10日、中3週で迎えた2戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルシュガーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月31日、中2週で迎えた3戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のニッポンセーラを半馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

2月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳C1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサルバドールサクラに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月21日、中3週で迎えた5戦目は、3歳B（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたアルティスタエース決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

9月27日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ワキノスウィフトに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のユノエスケープに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のキョウワヴィランを半馬身振り切って制した。

11月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインエスキースに6馬身の差をつけて制した。

12月26日、中4週で迎えた12戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のウインフラクタルに3馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2019年）

1月22日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹村達也騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハニーロコガールに8馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月12日、中2週で迎えた14戦目は、日本トーター杯（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹村達也騎手（6戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウナガマサに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月7日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で竹村達也騎手（7戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月4日、中3週で迎えた16戦目は、そのたんお誕生日記念 4歳以上特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹村達也騎手（8戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモズキングタイドに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月2日、中3週で迎えた17戦目は、あやめ賞（園田ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で竹村達也騎手（9戦7勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

6月6日、中4週で迎えた18戦目は、地方重賞の飛山濃水杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で竹村達也騎手（10戦7勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた19戦目は、西脇市日本のへそ特別（園田ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で竹村達也騎手（11戦7勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい12着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫サマークイーン賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で竹村達也騎手（12戦7勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に終わった。

11月21日、約4か月の休み明けで迎えた21戦目は、朝来市岩津ねぎ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で竹村達也騎手（13戦7勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で竹村達也騎手（14戦7勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イケノオテンチャンに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月29日、中2週で迎えた23戦目は、オッズパーク杯（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で竹村達也騎手（15戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5歳（2020年）

1月23日、中3週で迎えた24戦目は、たつの赤とんぼ特別（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で竹村達也騎手（16戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったエレスチャルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

2月4日、中1週で迎えた25戦目は、上郡赤松円心特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で竹村達也騎手（17戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた26戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、三寒四温特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のクールフォールに1馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

3月17日、中2週で迎えた27戦目は、るり溪ゴルフクラブ特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた29戦目は、惜春特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたエレスチャル決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月13日、中2週で迎えた30戦目は、若葉特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったキーサンダーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

6月3日、中2週で迎えた31戦目は、孟夏特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

7月17日、中5週で迎えた32戦目は、3歳以上A1 A2（園田ダート1230m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で鴨宮祥行騎手（6戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

6歳（2021年）

1月7日、約6か月の休養明けで迎えた33戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（18戦7勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のハリオアマツバメを半馬身振り切って久しぶりの実戦を物にした。

1月20日、中1週で迎えた34戦目は、大寒特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（19戦8勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

2月10日、中2週で迎えた35戦目は、夢前川特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（20戦8勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた36戦目は、日本トーター杯（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（21戦8勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

2021年9月30日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。