アルママ（2016年生、母ホエールキャプチャ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、千代田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1億8,360万円で落札された。

2歳（2018年）

7月28日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたレーヴドカナロア決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

10月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったタガノディアマンテにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月8日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

3歳（2019年）

1月6日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたセイヴァリアント決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

2月2日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柴田大知騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったコスモミローディアに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田大知騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブラッドストーンを猛烈な末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

4月27日、中4週で迎えた9戦目は、3歳G2の青葉賞（東京芝2400m 小雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で柴田大知騎手（8戦1勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

9月8日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で柴田大知騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で柴田大知騎手（10戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で柴田大知騎手（11戦1勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

4歳（2020年）

5月31日、約7か月半の休み明けで迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で柴田大知騎手（12戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したノヴェッラにハナ差届かず2着に惜敗した。

5歳（2021年）

6月26日、約13か月の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で柴田大知騎手（13戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月25日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は15戦連続で柴田大知騎手（14戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた16戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの千歳特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のレーヴドゥラプレリに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

6歳（2022年）

6月26日、約10か月半の休養明けで迎えた17戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの舞子特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月11日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（15戦1勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

12月24日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスのクリスマスカップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（16戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、フィールシンパシーに交わされて1馬身差の2着となった。

7歳（2023年）

1月8日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（17戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

3月19日、中9週で迎えた21戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（18戦1勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上2勝クラスの両国特別（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（19戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた23戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上2勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（20戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上2勝クラスの高尾特別（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（21戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月24日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのジングルベル賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

8歳（2024年）

2月3日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた27戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスのテレビ山梨杯（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

2024年2月7日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。