ジェンニタスカイ（1997年生、母サチモチアキ）

ジェンニタスカイ（1997年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロイヤルニジンスキー（当時20歳）と交配したサチモチアキが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）山大牧場。戦績は、地方44戦5勝2着2回。2000年の東京王冠賞(地方重賞)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大矢牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

7月1日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月7日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンウィークから1馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月25日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリガマルシイに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた8戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月29日、中8週で迎えた9戦目は、小安和也騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のハネダトクユーを半馬身振り切って2勝目を手にした。

3歳（2000年）

1月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小安和也騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

2月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小安和也騎手（2戦1勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

2月29日、中3週で迎えた12戦目は、3歳オープンの’00雲取賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小安和也騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた13戦目は、橋尚也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のすみれ特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた14戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のオイワケキセキを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

5月10日、中3週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の東京王冠賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小安和也騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月7日、中3週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小安和也騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

7月12日、中4週で迎えた17戦目は、3歳G1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は鷹見浩騎手（1戦1勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

10月17日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、3歳地方重賞のスーパーチャンピオンシップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は小安和也騎手（6戦1勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた19戦目は、コメット賞（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小安和也騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた20戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4歳（2001年）

3月1日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、一般B2二（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は小安和也騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた22戦目は、一般B2三（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小安和也騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた23戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小安和也騎手（10戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた24戦目は、プレアデス賞（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小安和也騎手（11戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベイオブパールを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を手中に収めた。

6月4日、中3週で迎えた25戦目は、ムーンストーン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小安和也騎手（12戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のみなづき賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアサカゼオーを異次元の末脚で半馬身差し切って優勝

7月9日、中1週で迎えた27戦目は、ミルキーウェイ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

8月10日、中4週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の’01トワイライトカップ（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（5戦2勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の’01アデレードシティカップ（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（6戦2勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月24日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の’01ムーンライトカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（7戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月4日、中0週で迎えた31戦目は、ファンタジーナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（8戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

12月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、キャッツアイ賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は小安和也騎手（13戦2勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5歳（2002年）

1月8日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦のスウィフトホース賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（9戦2勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた34戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1790m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（10戦2勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったハロースペシャルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月12日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の’02ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（11戦2勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた36戦目は、スプリングタイム賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（12戦2勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた37戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（13戦2勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた38戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1790m 曇/稍重）に出走。鞍上は小安和也騎手（14戦2勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた39戦目は、ハンデ戦のエメラルド賞（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（14戦2勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

6歳（2003年）

1月1日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた40戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、元旦特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月25日、約4か月の休養明けで迎えた41戦目は、本田健一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のスターロード賞（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

5月31日、中4週で迎えた42戦目は、ハンデ戦のプロキオン賞（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

7月10日、中5週で迎えた43戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた44戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、五冠神讃特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。