ラスターゲイン（1994年生、母カランボラ）

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,266万円（22.66万×100口）で一口馬主が募集された。

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月2日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のカネツビューティーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったタイキヴェルファーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月21日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のショウナンサンサンをクビ差振り切って雨中の混戦を制した。

11月15日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（3戦2勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

11月30日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4歳（1998年）

1月10日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中舘英二騎手（5戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

2月14日、中4週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中舘英二騎手（6戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

3月14日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の伊良湖特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に敗れた。

11月28日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は中舘英二騎手（7戦2勝）。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のサイクロンジェーンに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

5歳（1999年）

1月17日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の初凪賞（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

3月7日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、5歳以上900万下の伊良湖特別（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（9戦3勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に終わった。

7月10日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の彦星賞（福島ダート1700m 雨/良）に出走。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の弥彦特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ショウナンハピネスに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

8月8日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下の佐渡ステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の魚野川特別（新潟芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の福島放送賞（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のカワキタマスラオを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

12月19日、中3週で迎えた20戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の虹の松原ステークス（小倉芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

6歳（2000年）

4月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の千葉ステークス（中山芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は中舘英二騎手（10戦3勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

5月7日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の春嶺ステークス（福島芝1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。